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【マンガ探偵局がゆく】平凡な女子高生3人組を描く 80年代ニューウエーブを代表する、さべあのまの「綺羅星」 (1/2ページ)

 この原稿を書いているのは4月末。まだ外出自粛が続き、依頼もそれに関するものが多い。

 「ダンナはテレワーク。私も仕事がお休みになり、ふたりで巣ごもりの日々が続いてます。驚いたことに、普段は家のことは何もしないダンナが、夕飯当番を引き受けてくれて、これには驚きかつ感謝。と言っても、市販のレトルト調味料で作っているんですけどね。その姿を見て、昔読んだマンガの一場面を思い出しました。ごく普通の女子高生3人組の話で、当時の私には自分のことのように思えたんです。もし記憶違いだったらゴメンナサイですが、調査お願いします」(ピアノ講師・歳はナイショ)

 いささか雲をつかむような依頼なので困ってしまった。そこで、ほかにも何か覚えていることがないか依頼人に確認したところ、読んだのは新書判コミックスだったことと、マンガの中に松任谷由実の「悲しいほどお天気」の歌詞が引用されたことがわかった。

 ユーミン8枚目のオリジナルアルバム「悲しいほどお天気」がリリースされたのは1979年12月なので、依頼人が探しているマンガはそれ以降が初出ということになる。

 少女マンガに詳しい知人の助けも借りて、とりあえず80年代前半の新書判コミックスから調べていったところ、意外に早くそのマンガにたどり着くことができた。

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