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【ここまで進んだ最新治療】「エアロゾル感染」防ぐ歯科顕微鏡 患者への歯磨き指導などコロナ対策万全 (1/2ページ)

 新型コロナに対する緊急事態宣言が延長され、不要不急の外出自粛を余儀なくされている。医療機関への通院も極力控えるように、オンライン診療による薬の処方も可能になった。

 しかし、痛みや腫れなど急性症状がある場合では、医療者による直接の治療(手術や処置など)が必要。それは歯科でも同じだ。

 新型コロナ対策として歯科医院では、受付にクリアパネルを設置、患者の検温、予約調整して同時間帯に患者同士が接近しないようにするなど、個々の施設ごとにさまざまな対策が取られている。治療にあたるスタッフも通常のマスク・手袋に加え、ガウン・キャップ・メガネまたはフェイスシールドを着用している施設も少なくない。

 診療では、特にどんな点に注意しているのか。自由診療専門の「吉田歯科診療室デンタルメンテナンスクリニック」(東京都中央区)の吉田格院長はこう話す。

 「歯科治療では、エアタービン(歯を削る器具)や超音波スケーラ(歯石除去する器具)などを使用する性格上、唾液・血液・プラークが霧状になって空気中を舞う『エアロゾル』が発生することが避けられません。その発生を最小限に抑えるのに重要なのがバキューム(吸引器)の使い方です。吸引力の強さや形状で多くの種類があり、複数を適切に使い分ければほぼ問題なくエアロゾルの発生を抑えられます」

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