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【長田昭二 ブラックジャックを探せ】脳波計を駆使し最先端の「てんかん」治療 (1/2ページ)

 ■東京女子医科大学東医療センター(東京都荒川区)脳神経外科講師・久保田有一さん(46)

 東京女子医科大学東医療センター(東京都荒川区)は、20の診療科と450の病床を持つ地域の拠点病院。ここの脳神経外科講師を務める久保田有一医師は、「てんかん」の診断と治療の領域において高い知名度を持っている。

 埼玉県内の民間病院で国内有数の症例数を重ね、昨年11月から現在の病院に転籍してきた。

 久保田医師の赴任に合わせて同院が導入したのが、多チャンネル脳波計という最新のてんかん診断機器。

 「開頭して、脳表に直接電極を設置する脳波計で、最大128極の脳表脳波を測定できる。これにより、てんかん発作をおこす“焦点”と呼ばれる場所を同定し、外科的に切除することができるようになりました」

 久保田医師によると、この脳波計の導入により、東京都区東北地域(足立、荒川、葛飾区)における難治性てんかんの外科治療がはじめて可能になったという。

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