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【産業医シンコ先生に聞く 続・テレワークに潜む危機】ワイドショーの悪いニュースに引き込まれるな! “コロナうつ”を防ぐ3つの軸 (1/3ページ)

 「いま一番多い相談は“コロナうつ”です。ゴールデンウイークも旅行などができずに、自宅で過ごす時間が長期化するのは初めてのことですから、自粛疲れから、うつに陥る事態を恐れているのです」

 産業医、シンコ先生(矢島新子)によると、企業のメンタルヘルス管理の現場はこのような深刻な相談でもちきりだという。

 関心の高さから、外資系企業人事部の衛生委員会の依頼を受け、シンコ先生は最近、「コロナうつ」というテーマでオンライン講話をした。

 コロナうつは、緊急事態宣言が延長され、テレワークも長期化の見通しの中、従業員や上司がもっとも注意すべき危機の一つだ。こうした社員が続出すれば、企業は機能不全に陥る恐れもある。30分間に及んだ講話のエッセンスを読者のために紙上再現してもらう。

 コロナうつの予防方法の3つの軸として

 〔1〕ストレスを減らす

 〔2〕考え方を変える

 〔3〕ストレスの発散を挙げる。

 〔1〕について「自宅にいるこの機会を逆に利用して、掃除や片付けをして居心地よく過ごす方法を実践する、身の回りの環境からストレス軽減につながるかもしれません」と話す。

 〔2〕は、「コロナや生活の不安から気づかぬうちにマイナス思考に陥りがち。しかし、考え方を少し前向きに変えれば、怒りや不安などの感情が緩和されます」。

 〔3〕は、「普段は余裕がなかった家族との時間を楽しむのも一つ。また、コロナ前はできなかった趣味や勉強などに没頭すれば、ストレス発散に役立つはずです」と説く。

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