記事詳細

【江口まゆみ 酔っぱライターのお酒見聞録】発展させた老舗蔵を飛び出し「泡」で勝負 福島県「人気一」 (2/2ページ)

 蔵は5度に冷房し、四季醸造にした。1年を通してつくる酒は、すべて瓶貯蔵の吟醸酒だ。とくに力を入れているのがスパークリング。遊佐社長の泡もの好きとクルマ好きは昔から有名で、奥の松時代からF1レースの表彰台で飲まれる酒として、スパークリング日本酒を提供している。これまで2度シャンパーニュを視察し、シャンパンと同じ瓶内二次発酵にもこだわる。

 「日本はスパークリングワインの最大の輸入国。だから将来、キャバクラで5万円のスパークリングをつくりたい。それに必要なのは、新たな価値なんです」

 ■江口まゆみ 酔っぱライター。世界中の知られざる地酒を飲み歩き、国内でも日本酒、焼酎、ビール、ワイン、ウイスキーのつくり手を訪ねる旅を続ける。大人気のラブコメ漫画『酒と恋には酔って然るべき』(秋田書店)の原案を担当。

関連ニュース