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【週末、山へ行こう】アフターコロナの山歩き・準備編 宣言解除は終息ではない「新しい登山様式」を考えよう (2/2ページ)

 今期は山小屋の営業状況の確認も必須だ。コロナ感染予防のため休業、あるいは売店のみの対応など営業形態を変更している山小屋もある。休業の場合は、宿泊ができないだけでなくトイレや売店が利用できないうえ、水場も使えない可能性があるので、山小屋のサイトなどで最新情報の確認を。

 ●無理のない登山計画

 登山再開直後は体力も落ちていることが予想されるし、遭難した場合はコロナ対応で余裕のない医療機関に負担を強いる可能性がある。歩行時間や難易度などは自分の技量より低めのルートを選び、ゆとりのある行動ができるように登山計画を立てよう。

◆電車、バス利用時のコロナ感染予防策

 登山自体は「三密」になる要素が低いが、登山口へ向かう電車やバスなどが「密」になりうる。特に駅から登山口に向かう路線バスは、本数が少ないことで登山者が集中しがちだ。

 (1)乗車中はマスクを着用して会話も必要最小限に(2)乗車前、下車後に手指をアルコール消毒する(備え付けのものを使用、または自分で持参する)(3)窓を開けて換気をする-などを心がけたい。登山口に向かうのに長時間の乗車が必要なルートは、登山者が集中しやすい週末を避けることも検討を。

 ■西野淑子(にしの・としこ) オールラウンドに山を楽しむライター。日本山岳ガイド協会認定登山ガイド。著書に「東京近郊ゆる登山」(実業之日本社)、「山歩きスタートブック」(技術評論社)など。NHK文化センター「東京近郊ゆる登山講座」講師。

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