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【人生100年時代 これから、どうする】注意したい「誤嚥性肺炎」 口腔ケアや「話す」「歌う」ことで予防に (1/3ページ)

 去る4月20日に名バイプレーヤーだった俳優の志賀廣太郎さんが71歳で急逝された。人生100年時代という今、71歳はあまりに若すぎる。残念でならない。

 志賀さんがお亡くなりになった直接の原因は誤嚥性肺炎とのことだが、もともと昨年4月に脳梗塞で倒れ、6月に退院し、川崎市内の介護施設で療養しながらリハビリされていたものの、今年2月からは新型コロナウイルス感染症のこともあり、リハビリを中止し、理学療法士さんとの接触も避けていたという。

 復帰に向けたリハビリ中だったことを考えれば、無念であったろうと思う。

 さて、この誤嚥性肺炎だが、高齢者に多い。食道から胃に行くはずの食べ物や唾液などが気道内に入ってしまうことで起こる肺炎で、高齢になると喉の衰えから、嚥下機能が低下することからこの肺炎には注意が必要だ。

 ちなみに嚥下機能とは「えんげきのう」と読み、食べ物を飲み込む機能のことをいうのだが、専門用語で語られることも多いので覚えておきたい。

 筆者の会社でも以前から、日本歯科大学の菊谷武先生ら、専門家の先生方が一生懸命このことを訴え、口腔(こうくう)ケアの大切さを説いていることから、その活動を微力ながらサポートしてきたが、なかなか口腔ケアが一般の高齢者層に周知されてこなかったことには、じくじたる思いである。

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