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【ベストセラー健康法】コロナに克つための人間が持つ自然治癒力 『感染を恐れない暮らし方』 (1/2ページ)

 新型コロナの感染拡大を受けて、書店に関連書籍があふれている。ただ、高度に専門的過ぎたり、著者の(偏った)考えを押し付けるもの、あるいは誰でも知っている一般論に終始するものなど、その内容はさまざまだ。そんな中、誰が読んでも深く理解できる一冊が上梓された。新型コロナを正しく知るための最良の入門書である。

 栃木県那須烏山市にある「七合診療所」。緑豊かな山間の診療所長を務める本間真二郎医師が著したのが『感染を恐れない暮らし方』(講談社刊)。サブタイトルに「新型コロナからあなたと家族を守る医食住50の工夫」とあるように、すべての人類にとっての脅威である新型コロナウイルスと、どう対峙すればいいのか-を丁寧な文章で解き明かしてくれる。

 札幌生まれの著者は、札幌医大を卒業後は小児科医として臨床経験を積む一方、NIH(米国立衛生研究所)でウイルス学とワクチン学の研究に従事。自然に寄り添った生活への興味に突き動かされ栃木へ移住した。現在は診療所を続けながら、自然農が中心の自給自足生活を送っている。

 そんな著者が訴える主張の柱は、「ウイルスを必要以上に恐れないこと」。とはいえ、すでに世界中で600万人以上が感染し、死者は約40万人。怖がらないのは、簡単なことではない。

 著書では、「感染症とは」「ウイルスとは」「ワクチンとは」という、今さら聞けない基礎知識の丁寧な解説から始まり、医療や薬の仕組みや付き合い方、さらには最後の砦であり、コロナウイルスを克服する唯一の武器でもある「免疫力(自然治癒力)」の重要性とそのはぐくみ方を、中学生でも理解できる平易な表現で説明する。

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