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【中原英臣 あの医療情報ウソ?ホント!】コロナ流行で登場の「新用語」 それ、使い方合ってますか? (1/2ページ)

 今回の新型コロナウイルスの流行で、これまでに使われなかった用語が登場します。その一例が「微陽性」という言葉です。6月2日に巨人の坂本勇人選手と大城卓三選手が新型コロナウイルスのPCR検査を受けた結果、陽性だったことが判明しました。巨人は感染が確認された両選手のウイルス遺伝子量は微量で「微陽性」にあたると説明しましたが、微陽性という用語はどんな医学辞典にも載っていません。

 PCR検査という用語はあたかも新型コロナウイルスの検査として定着していますが、本来は結核やHIVなどの感染症や白血病やリンパ腫といった病気の診断に利用されてきたものです。今回の流行が終息した後は「新型コロナウイルスのPCR検査」と呼ばれることになると思われます。

 医学的用語だけではありません。今回、頻繁に使われているのが「ロックダウン」「オーバーシュート」「ソーシャルディスタンス」「クラスター」「アラート」「ステイホーム」といった横文字ですが、このなかには本来の意味と違うものがあります。

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