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【長田昭二 ブラックジャックを探せ】慢性腎臓病と糖尿病性腎臓病の治療に尽力 社会医療法人愛仁会井上病院院長・辻本吉広さん (1/2ページ)

 大阪市吹田市にある井上病院は、腎臓病や糖尿病などの生活習慣病に取り組む地域密着型の民間病院。院長の辻本吉広医師は、大学卒業後2年目で赴任して以来、四半世紀にわたって現在の病院に勤務し続けてきた。

 「腎臓疾患で有名な病院なので、重症患者も多く、当初は戸惑いも感じました。ただ、腎臓病は全身のさまざまな臓器と関連しているので、やってみると奥が深かった」

 慢性腎臓病と糖尿病性腎臓病の治療に近年特に力を入れる同院。腎臓の機能の悪化抑止を目的として、運動療法を取り入れた腎臓リハビリテーションも行う。

 それでも腎不全が進行した際は、腎移植が可能な場合は大阪大学医学部附属病院と連携して進め、透析医療を選ぶ場合は、腹膜透析と血液透析とのいずれかを、患者のニーズに合わせて選んでいく。腹膜透析を行う高齢患者の訪問診療にも辻本医師自身が出向く。  血液透析では、夜間就寝中に行うオーバーナイト透析や在宅血液透析に加え、電解水を用いた透析を導入するなど、治療成績と患者満足度の向上をはかっている。

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