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【中原英臣 あの医療情報ウソ?ホント!】コロナ禍で通常診療も大幅縮小 しわ寄せはがん患者に (1/2ページ)

 新型コロナウイルスの流行が拡大した今年の4月以降、全国の病院で通常の診療が大幅に縮小しました。きっかけは厚労省が4月8日に医師が不要不急と判断した手術や入院は延期を検討するように全国の都道府県に通知したことです。

 厚労省とは別に独自に指針をだした自治体もあります。例えば、神奈川県は県内の病院に、手術数を約50%に抑制するようにという通達を出しました。こうした対応は新型コロナウイルスの重症患者を受け入れるベッドを優先的に確保するためのものでした。

 日本外科学会の発表によると、3月下旬から5月下旬までに中止や延期した手術は9万8000件に達したと推計しています。こうしたことで多くの患者さんが大きな影響を受けました。

 全日本病院協会などが実施した全国の加盟病院の調査によると、13の特定警戒都道府県では、4月の入院患者が前年の同じ月と比較して12%ほど減少しただけでなく、新規の外来患者も46%も減少しました。

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