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【中原英臣 あの医療情報ウソ?ホント!】コロナ禍で通常診療も大幅縮小 しわ寄せはがん患者に (2/2ページ)

 こうしたことに影響をもっとも大きく受けたのはがんの患者さんです。4月にがん患者団体の「ピアリング」が実施した調査をみると、アンケートに回答した1101人の会員のうち24・7%が、自らのがん治療に影響があったとしています。

 実際、がん治療の専門病院である東京のがん研有明病院では、4月19日にPCR検査を受けた看護師が陽性と判明し、スタッフが不足したために80%の手術が停止となり、外来診療の一部もストップとなりました。

 新型コロナウイルスも感染者が1万9000人に迫り、死者も1000人に達する勢いですが、がんは毎年100万人近い患者さんがいて37万人を超える命が失われる病気です。今後、新型コロナウイルスの第2波が予想されますが、その前に新型コロナウイルスについてはもちろんですが、がん治療にも十分な医療体制の整備が必要と思われます(西武学園医学技術専門学校東京校校長・中原英臣)

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