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【コロナも重症化 糖尿病は“万病の元”】高齢になる前に肥満を解消しよう! 糖尿病の人は脳血管性認知症のリスク2・5倍 (1/3ページ)

 糖尿病の人は、認知症になりやすいといわれる。脳の血管が血栓で詰まったり、破れたりする脳卒中が原因の脳血管性認知症のリスクは、そうでない人と比べて約2・5倍。脳にアミロイドβタンパクがたまるアルツハイマー型認知症は約1・5倍にもなる。

 「2型糖尿病の境界型の人も、動脈硬化が進むことで認知症のリスクが高くなります」

 こう警鐘を鳴らすのは、東京都健康長寿医療センター糖尿病・代謝・内分泌内科の荒木厚副院長(内科総括部長兼務)。高齢者の糖尿病治療と研究を数多く手掛けている。

 会社の健診などで空腹時血糖値126mg/dl以上は、2型糖尿病の目安となり、110~125mg/dlは、異常値と正常値の間の境界型といわれる。その受け止め方は人それぞれ。

 「境界型は危ない」と危機感を募らせる人がいる一方で、「境界型では2型糖尿病ではない」と安心する人もいるだろう。後者で太っているとなお危険だ。

 「認知症は、中年期の肥満症が関わることもわかっています。反対に、肥満症を解消すると、記憶力が上がり、認知機能がよくなることもあるのです」

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