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【教えて!愛先生の漢方相談】不調を感じたら「ファイトケミカル」 抗酸化、抗菌、抗ウイルス、抗炎症作用 (1/2ページ)

 4回目の食薬講座は、「あれ? ちょっとカラダがおかしいな…」と感じたときのための対策をお伝えします。

 不調を感じるとき、対症療法的にも使うことができる食薬です。

 それには、ファイトケミカル(植物性化学物質)を使います。これは、五大栄養素や食物繊維に次ぐ“第七の栄養素”ともいわれています。食べなかったからといって健康を害するわけではないけれども、抗酸化、抗菌、抗ウイルス、抗炎症作用などをもつため、状況によって取り入れると役に立つものです。ちょっと便利な存在ですよね。

 実は、これをうまく利用するのが漢方薬だったりします。今回は、食品に含まれるファイトケミカルについて紹介していきます。

 ■炎症を抑える=漢方では「清熱」

 喉が痛い、咳が出る、微熱がある、どこかが腫れる、強いかゆみがでる-漢方ではこれらの症状から、免疫力が低下して炎症が起きている可能性を考えます。

 これを抑えることを漢方では、「清熱(せいねつ)」と呼びます。

 自分がもつ免疫では抑えられず炎症が起きてしまったとき、免疫力を下げるようなストレスが多い生活や寝不足、偏食などにより活性酸素が発生して細胞を傷つけてしまうときなどに、ファイトケミカルが役に立ちます。

 こうした炎症には、細胞の糖化も含まれますが、進行することで生活習慣病、見た目の老化、歯周病、アルツハイマー、脱毛、薄毛、白髪、ガンなどにもつながってしまうのです。

 ■炎症を抑える食材

 食事はあくまでもカラダの不調をサポートするもの。これからお話しすることは食材選びのヒントにしていただけると良いと思います。

 野菜や果物などの植物の中には、5000から1万種類のファイトケミカルが存在すると言われています。

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