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【人生100年時代 これから、どうする】怖い家庭内での転倒事故 日々足を上げるような運動をして予防 (1/2ページ)

 読者の皆さんは、「自分が脱いだ衣服で転ぶ」「家電製品のプラグコードで転ぶ」「布団の端っこなどで転んで寝たきりになってしまう」など想定したこともないだろう。

 人生100年時代とはいうが、高齢になれば身体的には若いころと同じようにはいかなくなる。とはいえ、先に書いたようなことが実際に起こるとは想像すらしたことはないだろう。

 だが、事故は家庭内が圧倒的に多い。それも、道路での事故よりも圧倒的に多いだけでなく、その場所も意外や意外、リビングが多いのだ。

 それは、東京消防庁が発表しているデータでも明らかで、2017年のデータだが、都内で報告された転倒事故約5万6000件のうち、住居内での事故は3万1000件以上もある。

 実際に80代の男性がトイレで立ち上がった直後にマットに足を滑らせて転倒し、便器に頭を強打して救急車で運ばれたものの、脳挫傷で亡くなったというケースや、庭の手入れをしていた70代の男性が、無造作に置いていたホースに引っかかって転倒し、骨折し、リハビリもむなしく、1カ月後に寝たきりになり、心筋梗塞で亡くなるケースもある。

 また、ベランダで洗濯物を取り込んでいた70代の女性は、ベランダと部屋の段差に転び、両手が洗濯物で塞がっていたため、手をつくことができず、頭部を打ち付け亡くなったという。

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