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【中原英臣 あの医療情報ウソ?ホント!】新型コロナに空気感染の可能性? 人と人の距離2メートル見直しも (1/2ページ)

 世界保健機関(WHO)の技術責任者であるベネデッタ・アレグランジ氏は7日、ジュネーブでの記者会見で、新型コロナウイルスについて、空気感染する可能性を示す「新たな証拠が出てきている」という見解を示しました。

 アレグランジ氏は会見で、空気感染の可能性を示す証拠について、まだ決定的ではないと指摘したうえで、閉鎖された空間や人が多い状態、さらに換気が悪い環境では、とくに空気感染が起きる可能性を排除できないと述べました。

 いずれにしても新型コロナウイルスの空気感染については、いまのところ最終的な結論はでていないので、今後、科学的なエビデンスを収集したうえで、詳しく分析する必要があると思われます。

 WHOはこれまで新型コロナの感染経路は飛沫(ひまつ)感染や接触感染としていました。もし空気感染があるのなら、ウイルスは長時間にわたり空気中にとどまり、ヒトからヒトへ感染する可能性があります。

 空気感染は飛沫感染とは違い、せきやくしゃみで飛んだ飛沫の水分が蒸発した後、ウイルスが空気中を漂い、その空気を吸い込むことで感染します。空気感染する感染症としては結核、麻疹、水疱瘡などが知られています。

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