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【大崎裕史 麺喰いにつき】あの「竈」店主による本格二刀流! 新店「カレと。Men」 (1/2ページ)

 7月13日オープンの新店「カレと。Men」(東京・清澄白河)という変わった店名。カレーとラーメンの二本柱でそのあたりをもじったようだ。ラーメンは「牡蠣煮干し醤油BLACK Men」、カレーは「ベーシックな清澄BLACKカレ。」というメニュー名。共に880円(税別)。最初の驚きは厨房(ちゅうぼう)内に新宿(大久保)で一世を風靡(ふうび)した「竈」の店主・清水博丈さんがいたこと。

 1999年にオープンし、大行列を作ったラーメン店。その後、体調を崩し、閉店。しばらく業界を離れていたのにまた厨房で活躍しているのを見てうれしくなった。この日はたまたまいたが、実際は週3日くらいしか店には出ていないそう。

 そして、さらに驚いたのは(驚いては失礼ですが)ラーメンもカレーもどちらもめちゃくちゃおいしかったこと。私はどちらも1人前を食べてちょうどいいくらいだったが、ハーフがあったらみんなセットで食べるんじゃないかと思ったら「まずはどちらも1杯1杯をちゃんと作って提供しよう」と心掛けているんだとか。ビジネスよりも誠実さが先に出た感じで清水さんらしいと思った。

 ラーメンは「牡蠣煮干し」とはいうものの、牡蠣が前面に出るものではなく(私は牡蠣がそんなに得意ではないので実は心配しながら食べた)、しかも個性的に仕上がっていておいしかった。豚骨鶏ガラ+牡蠣煮干しでマー油風というか、焦がし醤油風を足して2で割ったパンチのあるもの。「竈」も香りで勝負したラーメンだった。

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