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【BOOK】人生は空襲・ラーメン・落語かな 笑いと驚きのエピソードで人生を語る1冊 林家木久扇さん『イライラしたら豆を買いなさい 人生のトリセツ88のことば』 (1/3ページ)

 人気長寿番組『笑点』(日本テレビ系)の出演者で最年長、かつ天然キャラでは引けを取らない林家木久扇師匠。実は空襲に遭い、両親は離婚、アルバイトで家計を支えるなど紆余曲折の人生を歩んだ苦労人。笑いと驚きのエピソードで人生を語る1冊が出た。 (文・高山和久 写真・豊田佐久子)

 --ユニーク過ぎて引きつけられる書名です

 「自分の人生観、生き様を書いたんですが、笑わせる商売なので意表を突きたいと思ったんです。今の時代に豆を食べるというのは何でだろうと思うでしょ。私はいまだに歯が丈夫で噛み砕くという作業がとても好きなんですよ。近所の煎り豆屋さんの常連でもあるし、いろんな豆を自分のオリジナルで混ぜて小分けにしていつも持ち歩いているんです。『笑点』のスタッフの皆さんにあげると喜ばれましてね。読者も本を手に、『そうだったのか』って頷いていただければと思います」

 --第1章の「人生を時間割にするといい」は独特の発想です

 「漫画家だった経験もあってか、いろいろなアイデアが浮かぶんですね。生き方を後押しする自分の中の“鉱脈”を見つけるには、人生を簡単な時間割にすると、その姿と優先順位が見えてきます。私の場合、落語が1時間目でラーメン、チャンバラ映画、俳句、弟子作りと続きます。人は生まれて学校に入り、授業でいろんな時間割をこなしますが、成人になると仕事一本きりになっちゃう。私はそれに抵抗があるんですよ。人には複数のそれぞれの引き出しがあるはずで、それを大切に抱えながら生きていかなくてはいけないと思ったんですよ」

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