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【ぴいぷる】作家・森見登美彦、底抜けに愉快な青春賛歌を紡ぐ 『四畳半神話大系』にはモデルも実在!? 約16年ぶりに続編刊行 (3/3ページ)

 キャラクターはいずれも個性的でユニーク。主人公が淡い恋心を抱く大学の映画研究サークルの後輩女性部員、恋路の邪魔ばかりする悪友…。

 「モデルは実在するのか」と聞くと、「後輩部員は友人の妹、恋路を邪魔する悪友もいますよ」と笑いながら教えてくれた。

 一度は書けなくなった作家が、もがきながら紡ぎだす小説は底抜けに愉快な青春賛歌。現在、新型コロナウイルスで世界中が苦しめられているが、しばし、悲しい現実を忘れさせてくれる。(ペン・波多野康雅/カメラ・永田直也)

 ■森見登美彦(もりみ・とみひこ) 1979年1月6日生まれ。41歳。奈良県出身。京都大学農学部卒、同大学院農学研究科修士課程修了。2003年、「太陽の塔」で第15回日本ファンタジーノベル大賞を受賞し作家デビュー。10年、「四畳半神話大系」がテレビアニメ化。17年に「夜は短し歩けよ乙女」、18年には「ペンギン・ハイウェイ」がアニメ映画化される。新刊「四畳半タイムマシンブルース」を先月、上梓。

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