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【Youtuberスーツの旅行記】屋根なし観光バスで首都高を爆走! 90分で終わってしまう「どこにも寄らない」バスツアー

 先日、観光バスの会社「平成エンタープライズ」さんから招待いただいて、特別なバスツアーに参加してきました。たったの90分で終わってしまう、どこにも寄らないバスツアーです。オープントップバスという屋根のない2階建てバスを使い、首都高を高速度で走ってスリルを味わうことが売りで、ぜひスーツさんにも撮影しに来てほしいと連絡があったのです。

 東京駅の裏手、京橋から出発です。天井の上へのびていく高いビルの見事な光景を早速楽しめます。そこから丸の内駅舎の前を通って神田橋出入口より首都高都心環状線へ。ここからがいよいよ本番です。

神田橋 神田橋

 すぐに5号池袋線と分岐。頭の上を擦るのではないかというギリギリの高さで、上の高架が分岐していきます。日本武道館周辺で北の丸トンネル、続いて千代田トンネルに入ります。トンネル通過中は轟音が響き、高速道路トンネル特有の軽い恐怖感が癖になります。

北の丸トンネル 北の丸トンネル 千代田トンネル 千代田トンネル

 千鳥ヶ淵公園の下から狭い空を見上げると、首都高がいかに都市に食い込んだ高速道路であるかを感じられます。皇居を半周したら、霞ヶ関・六本木・東京タワー脇を抜けて、レインボーブリッジを渡りました。

千鳥ヶ淵 千鳥ヶ淵 霞ヶ関トンネル 霞ヶ関トンネル レインボーブリッジ レインボーブリッジ

 オリンピックが開催される予定の臨海副都心を抜け湾岸線から9号深川線へ。隅田川を渡ってまた都心に戻りました。隅田川を渡ってすぐの都心環状線・中央環状線・1号上野線の三方に分岐をする、江戸橋ジャンクションの辺りが一番見ごたえのある場所でした。この辺りの首都高は、江戸時代に掘削された運河の上、もしくは埋め立てた運河の跡を走っていて、気分は高速の舟遊びです。

江戸橋JCT 江戸橋JCT

 あっと言う間に首都高を走り終えてしまいました。小さな子が「もう終わっちゃうの?」と残念そうにしていました。1時間ほどは走っていたはずですが、全く退屈することはありませんでした。まだ時間があるけれど、この後はどうするのかと思っていたら、バスは東へ進み昭和通りに入りました。この道は関東大震災後の帝都復興計画により建設された幅の広い道で、中央の車線は交差点を次々回避するアンダーパスとなっています。高架上の首都高と違い、高いビルに挟まれながら楽しむ天井すれすれのスリルは、一味違うものでした。

昭和通り 昭和通り

 バスは最後に新橋から中央通りを走りました。ちょうど夕暮れ時で銀座のネオンが明るくなり始めました。バスは渋滞にはまりましたが、この素晴らしい景色なら幾らでも見ていられそうでした。

銀座4丁目 銀座4丁目

 今回紹介したバスツアーはVIPツアーさんが期間限定で実施しているものですが、私が紹介した後は予約が殺到し、全日程が満員になってしまいました。6月は4回の試験的な実施でしたが、好調なのか7月は多数の運行がありました。8月の予定は執筆時点ではまだ出ていないものの、こんなに面白いツアーですから、今後も運行してくれたらいいなと勝手に思っています。

※この記事は、以下の動画を元にして書かせて頂きました

 ■スーツ YouTuber、1997年生まれ。2017年に史上最長の鉄道乗車券「最長往復切符」の旅の動画投稿を機に本格的な活動を開始。2018年には初の海外旅行として、鉄道と船だけでヨーロッパへ行き、ついでに世界一周して帰国した。青春18きっぷを使った体力勝負の旅行から、ファーストクラス利用の超豪華旅行まで、様々な種類の動画を投稿している。最近は新型コロナウイルスの関係で、視聴者に近場の旅行を勧めている。地元東京23区内で、感染に注意しながらの旅行を継続中。