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【週末、山へ行こう】日本アルプスの眺めや森の景観を楽しむ周遊ルートがおすすめ 北八ケ岳・縞枯山 (1/2ページ)

 夏は日本アルプスや八ケ岳、標高の高い山の登山適期。少し長めに休みをとって縦走登山を楽しむもよし、岩稜ルートにトライするもよし。とはいえ今年は「癒し」を求めて山に向かいたくなっている。すばらしい展望や森の雰囲気を楽しみつつ、のんびりと山の中で過ごしたい。

 久しぶりに足を運びたいと思っているのが北八ケ岳だ。八ケ岳は夏沢峠を境に南八ケ岳と北八ケ岳に分かれ、南八ケ岳は険しい岩稜が続く登りごたえのある山々、北八ケ岳は針葉樹と苔の森が美しいなだらかな山々が続く。

 北八ケ岳ロープウエーで坪庭まで一気に登ってしまうのが私の定番。山頂駅は標高2237メートル、夏でもどことなく涼しい。山頂駅から坪庭へ進んで北へ向かえば北横岳、眺望のすばらしさで人気の高い山だが、今回目指すのは縞枯山(しまがれやま)。山頂駅を起点に時計回りに散策路を周遊する。

 縞枯山の山頂自体は眺めが今ひとつだ。足を延ばして茶臼山に向かうと、道中、白い木々が立ち枯れているのを見ることができる。この辺りの山々は斜面が緑と白の横じま模様になっているが、針葉樹の葉の緑と、立ち枯れた木々の白がしま模様に見えている。「縞枯現象」と言われているが、なぜこのような現象が起きるのかは今もよく分かっていない。

 茶臼山の山頂自体も眺めはいまひとつだが、少しだけ足を延ばすと荒涼とした岩の展望ポイントに。日本アルプスの眺めが一望、すばらしい景色が広がっている。茶臼山から五辻方面に下り、山頂駅に向かう道中では苔と針葉樹の美しさを満喫。短時間で北八ケ岳のいいところを味わえる周遊ルートなのだ。

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