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【松浦達也 肉道場入門!】夏に燃える“肉問屋直営”の心意気! 近場で見つけた至福の味わい「肉宴」 (1/2ページ)

 ★絶品必食編

 「ふるさとは遠きにありて思ふもの」という室生犀星の抒情詩が今年はしっくり来る夏だ。だが、これが旨いもんとなると、近場で食べなきゃ始まらない。

 そう。心持ちは「焼肉は近くにありて食べるもの」である。

 ああ、人間って現金だ。

 焼肉は日常にあるごちそうだ。遠くの名店をたまに訪れるのもいいが、近隣や沿線の良店も押さえておきたいもの。そして先日、家から徒歩30分のところに、新しい焼肉屋ができているのに気がついた。どうやら「肉問屋直営」らしい。この手の店は当たり外れが大きいが、さてこの店はどうだろうか。

 店頭の黒板メニューには、「ヒレミミ1280円」「メガネ880円」「千本780円」と本日のおすすめが書かれている。いわゆる“希少部位”といわれるヤツだ。

 ヒレミミはヒレ肉の端の部位でメガネは骨盤周り。いずれもやわらかく、脂肪分が少ない部位。千本はスジがたくさん入ったような見た目から「千本すじ」とも呼ばれる。

 通常の焼肉店ではそこまで細かく分類しない。なるほど、いかにも「肉問屋直営」といった風情に期待も高まる。

 こうした店でまず注文するのは内臓だ。特に今回のように期待度が高いときには、まずはレバーでお手並み拝見。

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