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【中原英臣 あの医療情報ウソ?ホント!】新型コロナワクチン最新動向 ポイントは優先順位と副作用 (1/2ページ)

 新型コロナウイルスに対するワクチンの開発がアメリカ、イギリス、ドイツ、中国、ロシア、日本などで急ピッチに進められています。WHO(世界保健機関)によると、世界で26のワクチンが臨床試験に入り、6つが臨床試験の第3段階に進んでいます。

 日本でも医療新興企業アンジェスが大阪大と共同開発したワクチンを来年の春までに実用化することを目指していますし、武田薬品工業はアメリカのノババックスが開発中のワクチンを国内で製造すると発表しています。

 政府は国内での開発とは別に、イギリスのアストラゼネカが開発しているワクチンを1億2000万人分、アメリカのファイザーが開発中のワクチンを6000万人分の供給を受けるという合意をしています。

 こうしたなかでもっとも早くワクチンの実用化を目指しているのがロシアで、8月中に医療関係者や教育関係者への接種をはじめます。しかし、臨床試験の第3段階をスキップしていることから安全性に疑問が残ります。

 新型コロナウイルスのワクチンには2つの問題があります。1つはワクチン接種の優先順位です。2009年に新型インフルエンザが流行したときには、最初は医療関係者、次いで妊婦と基礎疾患がある人というように優先順位が設けられました。

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