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【週末、山へ行こう】絶景と山頂の山小屋で至福の時 唐松岳(長野県~富山県) (1/2ページ)

 暑い夏は涼を求めて標高の高い山へ。今年の夏山登山は体力不足が心配なところだが、ロープウエーやゴンドラでアクセスできる山で、山の景色や雰囲気を満喫したいものだ。北アルプス北部にそびえる唐松岳は、眺望のよさで人気の高い山。ゴンドラとリフトを乗り継げば、登山口は既に標高1830メートルの高所だ。

 山頂から東に延びる八方尾根を歩く。行程の前半、八方池までは高低差もそれほどなく、ところどころに木道などもしつらえられた歩きやすい道。そのため観光モードの人も八方池までは多く見られる。青々とした水をたたえた八方池は、北アルプスでも屈指の絶景スポット。池越しの白馬三山の眺めがすばらしく、条件に恵まれれば水面に白馬三山が映り込む。池の周りは草原の花々が咲き乱れ、雲上の別天地の趣。時間をとってのんびりしたいところだ。

 八方池から先は本格的な登山道。息を整えながら、周りの景色も楽しみながらゆっくりと歩いていこう。最後にちょっとした鎖場を過ぎると唐松岳頂上山荘へ到着。ここまで来れば山頂までは20分ほどの道のりだ。小屋に宿泊するなら荷物を置いて、軽い装備で山頂を往復するといい。

 さえぎるもののない山頂はまさに360度の展望。南側には五竜岳が大きくそびえ、北側を望めば白馬岳に続く稜線(りょうせん)が連なっているのが見える。歩いてきた八方尾根のなだらかな稜線も一望のもと。西側には立山、剱岳も眺められる。北アルプス北部の名だたる山々を眺めながら、至福の時間を過ごしたい。

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