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【S列車で行こう シルバーマル“得”ぶらり歩き】都内で涼を求める 江戸時代から残る「名主の滝公園」 (1/2ページ)

 東京に猛暑が居座っている。「どこか涼しいところはないか?」とネットを見ていたら、住んでいる隣の北区に見つけた。王子駅から徒歩数分のところに、江戸時代から残る納涼スポット「名主(なぬし)の滝公園」があった。お盆休みだが東京から地方へ行くのはご法度だから、都内のミニ散歩はちょうどいい。

 シルバーパスで都営三田線に乗り西巣鴨で下り、白山通りを巣鴨方面に300メートル歩くと、旧都電、東京さくらトラムの新庚申塚駅がある。パスを提示して三ノ輪方面へ。4つ目が王子駅だ。通りを渡ったJR王子駅から京浜東北線に沿って赤羽方面に数分歩く。家から30分ほどで名主の滝公園に到着した。

 門前の掲示板に由来が書いてあり、嘉永年間(1848~1854)に当時の王子村の名主・畑野孫八が自邸に開いた庭園だという。

 午前中だが、もはや30度をはるかに超えている。だが、門をくぐると別天地だった。当時の名主はなかなか豪勢な生活だったと思われるこんもりとした小山に滝が4つある。実際には男滝=写真〔1〕=だけが水音を立てて流れ落ちていた。それでも冷気は十分感じられた。

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