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【マンガ探偵局がゆく】懐かしの川崎球場が登場するマンガ 金田正一に憧れる主人公、梶原一騎・古城武司の「おれとカネやん」 (1/2ページ)

 今回の依頼はプロ野球の懐かしい球場にまつわる調査だ。

 「テレビのプロ野球中継で、感染症対策のために閑散としたスタンドを見ていたら、子供の頃、ロッテファンの父親がはじめて連れて行ってくれた川崎球場(現・川崎富士見球技場)を思い出してしまいました。ちょうど金田正一監督がロッテオリオンズ(現・マリーンズ)を率いた1年目。翌年、優勝して観客が増えましたけど、私にとっての川崎球場は閑散としてたあの日のままなのです。川崎球場が出てくるマンガなんてあるんでしょうか?」(53歳・居酒屋経営)

 国鉄(現・ヤクルト)スワローズ、読売ジャイアンツでエースとして活躍し、通算400勝という未曾有の大記録を打ち立てた金田正一が、ロッテオリオンズの監督に就任したのは1972年11月。指揮を執った73年には、弱体と言われた投手陣を徹底した走り込みトレーニングで立て直し、Aクラス浮上。翌74年にはリーグ優勝も手にした。

 しかし、直前には大毎オリオンズ時代から長年本拠地にしていた千住の東京スタジアムが経営不振で閉鎖に。暫定本拠地の仙台宮城球場(現・楽天生命パーク宮城)で25試合を主催し、残りを後楽園(現・東京ドーム)、神宮、川崎に振り分けるという苦肉の策がとられた。この変則状態は、横浜に移った大洋ホエールズ(現・DeNA)に代わって川崎を本拠地にすることが決まった77年まで続いた。

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