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【マンガ探偵局がゆく】魔球が登場するスポコンドラマの原作 父と再会するため甲子園めざす「ガッツジュン」 (1/2ページ)

 甲子園の高校野球交流試合に感動した探偵局長の独断で、2週続けての野球マンガの調査だ。

 「小学校の時に見た実写版テレビ・ドラマを探してください。高校野球を舞台にしたスポコン(スポーツ根性)もので、ドラマのオープニングには選抜の開会式の映像が使われていた記憶があります。主人公が魔球を投げたので、読んだわけではありませんが、原作はマンガだと睨んでいます」(60歳・会社員)

 

 依頼人が小学生ということは、1970年前後。スポコンマンガ全盛で、実写テレビ・ドラマでも「柔道一直線」や「サインはV」「金メダルへのターン」などがヒット。そんな中から見つかったのが、TBS系日曜日夜7時の連続ドラマで、梶原一騎原作の「柔道一直線」の後番組として71年4月から始まった「ガッツジュン」だ。オープニングが選抜大会の映像というのも記憶どおり。

 依頼人の睨みも正解で、原作は「週刊少年チャンピオン」の連載マンガ。原作者は「サインはV」なども手がけた神保史郎、作画を小畑しゅんじが担当した。

 主人公の沢村純は中学時代から剛速球で知られたピッチャー。ところが、カッとなるとボールも自らもコントロールできなくなる問題児。父親は純たちを残して家出。祖母と姉が洋食屋を切り盛りして家族を支えている。

 甲子園大会に出れば、そこに父が現れるのではと考えた純は名門・名雄高校に進学する。しかし、後援会長の息子でエースの大野卓也は純を目の敵にして、相手校のバッターを使って純を潰そうとするが…。

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