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【Youtuberスーツの旅行記】都心最古の木造旅館「鳳明館」に宿泊 (2/3ページ)

 夕飯は近所の飲食店で済ませることにしました。学生御用達の店がたくさんあり、選択肢に困りません。学生街に見られる、安い値段で山ほどの量を出してくれそうな中華屋を見つけたので、そこでXO醤チャーハンを頼みました。大盛無料スープ付き、680円でした。

 翌朝7時半になると、頼んでおいた朝食が部屋に届きました。小さな台の上に家庭的な朝食が載っています。その中にあったあんかけの卵焼きは、ずいぶん変わった食べ物に見えましたが、食べてみるとこれまた不思議な美味しさで、ご飯がどんどん進みます。

 朝食の後は2か所の別館を見学に行きました。先ほどお話ししたように、鳳明館は本館だけでなく、台町別館と森川別館があります。台町別館は本館の真向かいで、元々は宿主の住まいとして戦後すぐに普請しましたが、あまりに立派なので旅館に変更することになったそうです。ですから、昭和前期の古民家を体験できる宿ということになります。蚊取り線香の香りが漂う縁側に腰かけていると、ミンミンゼミが飛んできて夏の音楽をかけてくれます。宿の方が氷水をくれました。

 もう1件の森川別館は昭和30年代に純然たる旅館として建てられ、特に修学旅行などの団体利用が多いのだそうです。かつて本郷は修学旅行生の宿泊地として、100を超える旅館が並んだ場所で、鳳明館はその中で殆ど唯一の生き残りとなっています。

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