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【教えて!愛先生の漢方相談】外出自粛による血流低下で気になる「薄毛」 血行改善に「ナッツ類」が役立つ (2/2ページ)

 これらの理由で、夏から秋にかけて、抜け毛は最も多くなりますが、今年はこれに運動不足による血流の低下が上乗せされます。ですから、毛が抜けてしまう前にコロナ対策と一緒に薄毛対策もしていくことをお勧めします。

 ■薄毛予防に効果が期待できる食薬

 まずは外側からの頭髪のケアや適度な運動を行うことが大切です。ここでは、体の中から改善に役立つものを紹介していきたいと思います。

 食薬としては、血流の改善をするものを中心として取り入れることをお勧めします。具体的には、ビタミンE、オメガ3脂肪酸、スパイスなどが血行の改善に役立ちます。

 食材として、ビタミンEとオメガ3脂肪酸の両方を持っているものがあります。それは、ナッツ類です。クルミやアーモンド、カシューナッツ、ピスタチオなどが該当します。間食やおつまみに取り入れてみましょう。ミネラルやビタミンも豊富なので、血流とともに栄養状態も整え、一石二鳥です。

 髪の毛の問題は、食事により一発で改善するというわけにはいきませんが、抜け毛シーズンに備えて栄養状態を整えておくことはできます。コロナ対策と一緒に薄毛対策もしていきましょうね。

 ■大久保愛(おおくぼ・あい) 1985年生まれ。秋田県出身。2008年昭和大学薬学部卒業。「アイカ製薬」代表取締役。薬剤師/薬膳料理家。漢方専門家として商品開発や企業コンサルティングに携わる。近著に『女性の「なんとなく不調」に効く食薬事典』(KADOKAWA)。おうちで薬膳を手軽に楽しめる「あいかこまち」シリーズ発売中(https://aika-inc.co.jp/)。

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