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【季節の変わり目 心身の不調防衛術】日照時間の短縮で9月は「うつ病」増 「上手にサボる」のも時には必要 (2/2ページ)

 仮面うつ病は、頭痛、めまい、耳鳴りなどの身体的な症状が現れて、気分的な症状がその陰に隠れたうつ病である。放置して重症化すると、命に関わることもあるので注意が必要だ。

 「季節の変わり目の不調に不眠が伴い、内科での治療で治らないときには、精神科医のいる医療機関を受診することをお勧めします」

 今年は、コロナ自粛や異常気象で、例年以上にストレスを感じている人は多い。これからの時期、予防法はないのだろうか。

 「日照時間が短くなると、うつ病の患者さんは増えます。実は、9月はうつ病を発症しやすい時期でもあるのです。1日の生活リズムを整えると同時に、日光にあたることも心掛けましょう」

 コロナ自粛で、1日中室内に閉じ籠もったままというのはよくない。3密を避けながら、朝日を浴びるために仕事前に散歩。そんな習慣を取り入れるとよいそうだ。

 「うつ病になりやすいのはマジメな人が多い。ちょっとリラックスできる時間も、いつも以上に意識するとよいでしょう」

 上手にサボるのも時には必要。息を抜く時間を失うと、別の病気のリスクも高まる。次回紹介する。 (安達純子)

 

 ●ストレスが強いときに起こりやすい主な症状

 □イライラ感が強くなる

 □意欲や集中力の低下

 □寝つきが悪い、夜中に目が覚める

 □胃腸の調子がよくない

 □頭痛、耳鳴り、めまい

 □動悸や息切れ

 □肩こり・腰痛の悪化

 □血圧上昇

 ※古賀良彦著『パンデミックブルーから心と体と暮らしを守る50の方法』から抜粋

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