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【季節の変わり目 心身の不調防衛術】あなどれない「ちょいと一杯」できないストレス 日々のストレスを軽減する「3つのR」 (1/2ページ)

 季節の変わり目は、自律神経のバランスを崩しやすく、心身ともに悪影響を及ぼすことは前回までに紹介した。原因となるのは、目まぐるしく変化する環境のストレッサー(ストレスの要因)だ。それらを解消するにはどうすればいいのか。

 「たとえば、“仕事帰りの一杯”をストレス発散の場として、上手く利用した人たちがいました。コロナ自粛でその習慣が失われ、体調を崩している人がいます」

 こう指摘するのは、杏林大学名誉教授の古賀良彦医師。精神科医として、ストレスの悪影響による病気の患者を数多く診ている。

 「不要不急の外出というのは、実はストレス解消の一助になります。コロナ自粛ではそれができなくなり、過度なストレスをためやすくなっているのです。結果として、心筋梗塞などのリスクを高める人もいるので、注意が必要です」

 ストレスは解消しないと、どんどんたまってゆく。古賀医師によれば、「その日のうちにストレスを解消するのがコツ」。その発散法のひとつが“仕事帰りの一杯”だった人も多いわけだが、これまでは自粛を呼びかけられてきた。

 ここにきて、自治体によっては営業時間短縮の終了や、「GoTo イートキャンペーン」など、飲食業への緩和の動きも出てきた。感染予防に十分、気をつけた上での外出も少しずつ復活できそうだ。

 過度なストレスは、血圧を上昇させ、動脈硬化も促進させるため、心筋梗塞などのリスクを押し上げる。それに拍車をかけるのが、季節の変わり目の自律神経の乱れ。急に外気温が下がって血圧が急上昇すると、血栓が生じ脳梗塞のようなことも起こり得る。

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