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【ベストセラー健康法】認知症になったら終わり、ではない! 「認知症を恐れるあなたへ」チェックリスト (1/2ページ)

 年をとれば誰もが認知症になり得る。しかし、世に数多(あまた)あるのは「いかに認知症を予防するか」のアプローチばかり。そのため「認知症になったら人生は終わり」という恐怖感を抱いている人すらいるだろう。そこで、そんなイメージを覆し、心を軽くしてくれる名著を紹介したい。

 

 「人生100年時代」という言葉の重みに、押し潰されそうになることはないだろうか。社会不安や、健康状態、さらに将来的に起こりうる認知症…。

 そんな不安を和らげてくれる本がある。『認知症でも心は豊かに生きている 認知症になった認知症専門医 長谷川和夫100の言葉』(中央法規)だ。

 著者は、認知症医療の第一人者にして、3年前に自らも認知症であることを明かした長谷川和夫医師。本書を刊行した思いについて、担当編集者の星野雪絵氏が語る。

 「長谷川先生は、認知症への偏見が激しかった時代から長年『認知症になっても心は生きている』と訴え、認知症患者・家族に寄り添い、認知症ケアのあり方を示してきた方です。認知症となった今もありのままの生き方を続ける長谷川先生が綴った『言葉』の数々は、“認知症が不安な人”“認知症になった人”“認知症の人を支える人”の『不安』を『前向きに生きる力』に変えてくれるはずです」

 誰よりも認知症を理解している研究者でも、認知症になるという事実。しかし、そこにはむしろ「希望」がある。長谷川医師はこう書いている。

 「認知症の症状が進んできているという自覚はあります。しかし、自分自身は変わっていないと思うこともあります」

 「認知症になる」ということに恐れを抱くあまり、認知症になるとまるで別人になるかのように考える人もいるが、当然ながら大きな差はない。

 そして、認知症患者である当人の言葉として語られるこんな「現実」には、ハッとさせられる。

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