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【長田昭二 ブラックジャックを探せ】脊椎脊髄外科の“未解明”領域に挑む 国際医療福祉大学三田病院・脊椎脊髄センター医師の磯貝宜広さん (2/2ページ)

 もちろん、手術をする際には、なるべく体に負担のかからない低侵襲手術で臨む努力をする。しかし、中には脊柱変形手術のような大手術を避けられないケースもある。そうした広範囲な症例に、つねに冷静に対処できる高度な技術と豊富な知識、そして冷静な判断力が持ち味だ。

 「背中の症状は、必ずしも骨や筋肉に異常があるものばかりとは限らない。内臓疾患や精神的なストレス、生活習慣が原因で起きる症状も少なくありません。症状があるのに原因が分からずに悩んでいる人は、ぜひ相談してほしい」

 東京・三田に、“背骨のスペシャリスト”がいることを、ぜひ覚えておいてほしい。(長田昭二)

 ■磯貝宜広(いそがい・のりひろ) 千葉大学医学部卒業後、川崎市立川崎病院、静岡赤十字病院、佐野厚生総合病院、済生会中央病院等に勤務。慶應義塾大学医学部整形外科助教を経て2016年から現職。日本脊椎脊髄病学会指導医、日本整形外科学会専門医・脊椎脊髄病医、身体障碍者福祉法肢体不自由の診断指定医、難病指定医。国際医療福祉大学病院講師。趣味は野球と競馬。

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