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カマンベールチーズで認知症予防!? 9・21「世界アルツハイマーデー」 (1/2ページ)

 9月21日は「世界アルツハイマーデー」。1994年に国際アルツハイマー病協会(ADI)が世界保健機関(WHO)と共同で制定したもので、世界各国で認知症啓蒙(けいもう)のためにさまざまな取り組みが行われている。

 アルツハイマー病(アルツハイマー型認知症)は不可逆的な進行性の脳疾患で、高齢者における認知症の最も一般的な原因とされている。認知症患者は加齢に伴い増加し、特に75歳以上になると急激に増加するのが特徴だ。内閣府の調べによると、2012年の認知症患者数は462万人で、65歳以上の有病率は15・0%。つまり高齢者の約7人に1人が認知症を患っていることになる。その数は年々増加し、2025年には5人に1人に及ぶ見込みだ。

 認知症予防には、主に「早期発見・対策」「運動」「栄養」の3つが有効とされている。大事なのは、認知症の手前の段階である軽度認知障害(MCI)の時期に認知機能低下の兆候を「早期発見」すること。ここで治療を施せば、多くの場合、症状の進行を抑えることができる。

 「運動」は、筋肉や骨、関節など運動器だけでなく神経系や循環器系への効果も大きく、それらが複合的に認知症の予防に影響していると考えられる。MCIの段階であれば、頭を使いながら運動することで脳を活性化し認知機能の低下を抑制できるとされ、“普段の歩幅+10センチメートル”のウオーキングが推奨されている。

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