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【中原英臣 あの医療情報ウソ?ホント!】受験生の減少など不安だろうが、大学はもっと学生のこと考えて (1/2ページ)

 新型コロナウイルスの流行するなかで、大学にも大きな影響がでていることが河合塾などの調査で明らかになりました。今回の調査は7月に768の国公私立大学を対象に、コロナの流行が大学に影響を与えている問題についてチェックするもので、85%にあたる652の大学が回答しています。

 夏休みが明ける秋以降の問題については学生募集が77%ともっとも多く、就職活動への影響が61%、経済的理由からの退学が28%となっています。大学にとっては受験生の減少が最大の不安要因のようです。

 大学の経営状態についても16%が問題としています。オンライン授業に対応する設備投資や学生への支援金の支給だけでなく、新型コロナによる付属病院の収支悪化が経営に影響を与えると考えている大学もあります。

 大学にこうした問題があることはわかりますが、大学の主役は学生であり、最大の仕事は授業です。今回の調査では94%の大学がすべての授業または一部をオンラインで実施していて、9月以降にすべての授業を対面で行うと答えた大学は12%でした。

 緊急事態宣言の解除後は多くの小中高校が対面授業を再開しましたが、大学ではいまだにオンライン授業を行っています。そのため4月に入学した新入生のなかには、入試以来、一度もキャンパスに足を踏み入れていない学生もいます。

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