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【ベストセラー健康法】インプラントで“かむ”幸せは取り戻せるか 「やっぱり大切!『かめる幸せ』をとり戻す」(朝日新聞出版刊) (1/3ページ)

 歯のインプラント治療と聞くと、興味はあるが及び腰-という人は多い。高額な治療費や治療技術への不安など、心配になる要素は少なくない。そんな不安に真摯(しんし)に向き合い、丁寧に解説するインプラントの参考書が出た。「かめる幸せ」は取り戻せるのだろうか。

 今回紹介する1冊は、「やっぱり大切!『かめる幸せ』をとり戻す」(朝日新聞出版刊)。編者の日本口腔インプラント学会は、歯科インプラント治療を行う歯科医師らで構成される学術団体である。

 年齢を痛感する症状はいくつもあるが、「深刻さ」において顕著なのが「かみにくさ」だろう。かむという行為が思うようにできなくなると、食事が楽しくなくなるだけでなく、食べられる食品の数が減り、かむ力はさらに低下する。この負の連鎖を「オーラルフレイル」と呼び、全身の機能低下に拍車をかけることが分かっている。

 かみにくさを引き起こす要因はいくつかあるが、特に大きいのが、歯の欠損だ。虫歯や歯周病などで歯を失うと、単にかみにくくなるだけでなく、隣接する歯や噛み合う対象の歯へのダメージが激増。放置すると歯の欠損を拡げていくことになる。

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