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【ドクター和のニッポン臨終図巻】俳優・斎藤洋介さん 「突然死」という言葉がしっくりくる (1/2ページ)

 1度見たら忘れられない個性的な御顔立ち、時代劇からコメディーまで、味のある役をこなされていた名バイプレーヤー。俳優の斎藤洋介さんが、9月19日に都内の病院で亡くなりました。享年69。死因は、咽頭がんとの発表です。

 少し前からお痩せになられた印象がありましたが、事務所の発表によれば、斎藤さんは今年の7月初旬に、インプラント検査を受けたときに、歯科医から咽頭がんの疑いを指摘されています。喉にできる咽頭がんは、実は、歯医者さんで見つかることがよくあります。その後、斎藤さんはすぐに摘出手術を受けていたそうです。

 咽頭がんは、がんができた場所によって上咽頭がん、中咽頭がん、下咽頭がんの3つに分けられます。いずれのがんも、初期のうちは自覚症状がない人も多いのですが、それぞれの症状を紹介しておきます。

 上咽頭がんの場合は、中耳炎や鼻血などが起きます。できた場所によっては視力低下や、顔面の感覚障害、リンパ節に転移しやすいため、首にしこりができてから気がつく人もいます。

 中咽頭、下咽頭がんの場合は、飲み込むときの違和感や喉の痛み、舌を動かしづらい、口を大きく開けにくいという症状です。さらに、声がかすれてきたり、吐血する場合も。心あたりがある場合は、すぐに耳鼻咽喉科で検査を受けてください。また、50~60代の男性に多く見られることもこのがんの特徴です。

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