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【薬ものがたり】ソウジュツやコウボクなど11種類の生薬を配合 「胃苓湯エキス錠クラシエ」(クラシエ薬品)

 食欲の秋、到来。まだ気温が高い日もあるため、のど越しのよい冷たい飲料を飲み続け、下痢気味になる人も。そんなときに活用したいのが「胃苓湯(いれいとう)エキス錠クラシエ」(第2類医薬品)。ソウジュツやコウボクなど、11種類の生薬を配合した錠剤というのが特長である。

 「胃苓湯は、胃もたれや消化不良のときの『平胃散(へいいさん)』という処方と、吐き気やむくみなどの症状で用いられる『五苓散(ごれいさん)』を組み合わせた漢方薬です」(クラシエ薬品)

 平胃散は、約900年前の中国の漢方医学書「和剤局方(ワザイキョクホウ)」に、漢方健胃薬として収載された。五苓散は、さらに古く中国の古典医学書「傷寒論」に収載され、水分代謝が滞った「水邪(すいじゃ)」を改善する漢方薬とされる。その両方を合わせた「胃苓湯」も、中国の漢方医学書に記載されていた。平胃散も、五苓散も、クラシエ薬品の漢方薬としてあるが、両方の処方を合わせた「胃苓湯エキス錠クラシエ」を2006年から展開する「漢方セラピー」シリーズに加えたそうだ。

 「漢方では、胃腸は上下の『気』の流れで正常に働くため、胃腸に使われる漢方薬で上下の働きを整えます。トータル的に整える胃苓湯は、冷たい飲食でお腹を壊してしまったときの薬として、長年服用されてきたのです」と担当者。胃の不調は上手に解消しよう。

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