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【人生100年時代 これから、どうする】料理は認知症予防に効果大! 脳をフル活用させる3要素 (1/2ページ)

 認知症患者の増加については度々触れてきているが、その認知症予防に料理が良いという。

 年齢を重ねて1人暮らしになると、それまで料理が好きだった母親が料理に手を抜いて低栄養になったりすることがあるが、実際、料理をすることは脳をフル活動させるので、認知症予防のためにも料理作りを続けさせた方が良い。

 あくまで参考レベルではあるが、2000~05年にかけて行われたある調査によれば、認知症予防につながる5つの日常行動があることが分かったといわれている。それを列挙すると、(1)料理をする(2)趣味がある(3)他人の相談にのる(4)30分以上のウオーキング(5)禁煙-となっている。

 この中でも料理をする人は、しない人に比べて認知症にならない確率が3.3倍も高かったということで、この5つの中でもトップなのだ。

 では、どうして料理が認知症の予防に良いのか?

 認知症は記憶、複数のことを同時に行う注意分割機能、そして段取りを考えて行動する計画力の3つが衰えるといわれているのだが、料理をすることは、これらの機能をフルに使いこなすことになるからである。

 料理をするにあたっては、何を買うか考えて買い物に行く、食材や調味料などを選ぶなどの計画を立てる、そしてレシピや自分の記憶などをもとに調理する。

 そして、段取りを組んで複数の作業を同時にこなし、てきぱきと行動しなくてはならないし、隠し味や盛り付けなどで自然と創意工夫をするなど、脳をフルに活用せざるを得ないのが料理なのだ。

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