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千葉県成田市が夕刊フジ動画など導入しスタート! コロナ時代の介護予防 (1/2ページ)

 千葉県成田市の介護保険課が、9月18日から市民を対象にした新たな介護予防プログラム「人生カッコよくプロジェクトin成田市」をスタートさせた。夕刊フジ制作の認知症予防動画など、さまざまなコンテンツを入れた1クール17回のプログラムで、初日は公募した同市の65歳以上の市民が市役所に集まり、スタートアップイベントが約2時間にわたって行われた。

 ■コロナ禍で数年後には認知症パンデミックが!?

 コロナ禍で約2カ月遅れとなった全体会には、同プログラムへの参加が決定している65人のうち44人が出席。小泉一成(かずなり)成田市長の挨拶に続いて、プログラムの総監修にあたった筑波大学名誉教授・東京医科歯科大学客員教授、朝田隆医師の講演が行われた。

 認知症予防の第一人者で医療法人社団創知会理事長(メモリークリニックお茶の水・取手)でもある朝田氏は、「今回のコロナ禍が認知症患者にさまざまな悪影響を与えている」と述べ、日本老年医学会の最新調査結果について解説した。

 朝田氏によると、新型コロナウイルスは「高齢者の重症化リスクが高い」として、外出や面会の機会を制限されている。それが認知症患者の身体活動量や意欲、関心の低下につながっているという。

 「こうした状況が続けば、数年後には『認知症パンデミック』が起きる可能性すらある」(朝田氏)。そこで考案したのが今回のプログラムだ。朝田氏は「コロナ時代の認知症予防は、従来の『運動・脳トレ・社会交流』の3本柱にインターネットによる配信型ケアを加えたハイブリッド型の時代になる」と締めくくった。

 次に登壇したのは、認知症予防の「本山式筋トレ」を考案した能力研究所所長、本山輝幸氏。1脚の椅子でできる筋トレ実技を入れた本山氏の講演の後はクイズ形式で楽しみながらできる「暮らしの脳トレ」や認知症VR(疑似体験)の体験会が行われた。

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