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【Youtuberスーツの旅行記】紀伊勝浦発名古屋行き 特急ワイドビュー南紀6号の旅 (1/3ページ)

 紀伊半島のほぼ南端に位置する観光の町、勝浦と名古屋を結ぶ、JR東海の特急「ワイドビュー南紀」を紹介します。特に始発駅の紀伊勝浦から途中の津までの紀勢本線の眺めは素晴らしいものです。海岸沿いを走り、険しい山を越え谷川を渡るなど景色の見どころは豊富で、乗車中には食事の楽しみもあります。始発から終点までおよそ4時間かけて走る、乗りごたえのある特急列車です。

 南紀号の一番の魅力は、やはり列車名にもなっているワイドビュー。バリアフリー席を除き、すべての座席が通路より一段高いハイデッキ式です。いつもより目線の高い座席に腰かけて、巨大な窓からの景色を楽しめます。

 始発駅の紀伊勝浦は生まぐろの水揚げ量が日本一。美味しいお刺身を食べてから列車に乗り込むべきです。私がいつも行くのは駅を出て左に行ったところの「二代目」で、この地の方から教えていただいたお勧めのお店です。南紀号の運行本数はかなり少ないので、発車の待ち合わせにもちょうどよいでしょう。

 南紀6号の発車は12:24ですが、それより少し早く乗り込んで、自由席の一番前の席に陣取りました。ここは人気の席ですから、座れればラッキーです。名古屋行きの自由席の一番前の席は運転席のすぐ後ろで、ここだけは前から流れてくる景色をダイナミックに楽しめるようになっています。この列車が走る道中がいかに過酷であるか、体感できる席でもあります。

 勝浦を出てからしばらくの間は、右側に太平洋の浜辺を臨みながらの穏やかな景色が続くものの、新宮駅を出て熊野川を渡り、三重県を走るようになると、次第に険しい坂道が連続するようになります。普通、海岸の路線は平らなところを走ることが多いのですが、紀勢本線は山岳路線のような険しさです。海岸線ギリギリまで険しい崖になっており、線路を引ける場所もあまり無いので、「本線」を名乗る鉄道路線の中でも、この紀勢本線の工事は大変だったそうです。

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