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【がんと診断されたときの対処術】がん治療、納得がいかなければ患者支援センターに相談し「セカンドオピニオン」を活用しよう (1/3ページ)

 今回は、がんと病院選びについて考えたい。

 自身で入院先などを選択したのではなく、たままた受診した医療機関で、がんを告知されることはよくある。

 企業の健康診断や人間ドックで精密検査が必要といわれ、紹介された先の医療機関で告知されるようなケースだ。

 現在、病院情報はインターネットや書籍などにあふれている。改めて調べようと思えば、治療実績や、がん治療への考え方など、個人でたくさんの情報を得られる時代。「この病院で大丈夫だろうか」と不安がよぎることはあるだろう。医療機関について、どう考えればよいのか。

 「国のがん対策により、全国にがん診療連携拠点病院(別項参照)が指定されています。医療の均てん化といって、全国どこに住んでいても標準治療が受けられる体制になっているのです。ご自宅や職場近くのがん診療連携拠点病院であれば、標準治療は受けられると考えてよいでしょう」

 こう話すのは、がん・感染症センター都立駒込病院の神澤輝実院長。『がんと闘う病院 都立駒込病院の挑戦』(講談社刊)の監修を行い、がんと診断された患者や家族のサポートにも尽力している。

 「手術や既存の薬による治療が難しいなど、さらに高度な医療が求められる場合には、セカンドオピニオンを活用することをお勧めします」

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