記事詳細

【大崎裕史 麺喰いにつき】バラ肉がひと仕事しているニラそば 住宅街の町中華 (1/2ページ)

 「やじ満(ま)」は築地市場の老舗で昭和23(1948)年創業。その後、2018年10月20日に豊洲市場に移転オープン。築地では何度か食べているが移転後は初めて。2年たったとはいえ、お店は新しいが手書きメニューがそこら中に貼り出しているのが「やじ満」らしく、個性が出ている。

 季節メニューの牡蠣(かき)らーめんが有名だが今回は、同様に人気のあるニラそばを注文。そして、やじ満といえば、シューマイもだ。築地シューマイ四天王と呼ばれていた頃もあった。シューマイは熱々で全体的に柔らかめ。じっくり蒸されている。横浜の人気店「崎陽軒」のそれとは大きさが随分と違う。

 でもどちらも好きだ。シチュエーション次第で変わってくる。電車に乗ってるときは崎陽軒が似合う。弁当もそう。お店では「やじ満」タイプがいい。

 ここのところ、ラーメン専門店でもシューマイを扱う店が増えているが「やじ満風」が多い気がする。また「やじ満」系はソースを付けて食べる。崎陽軒は醤油。これも人それぞれの好み。

 市場の人は食べるのが速い。しかも食べ終えたらさっさと会計して帰る。回転はいい。今、観光客はほとんどいないのでお店は常連さんがほとんどで符丁というか、暗号のような注文で通っている。女将(おかみ)さんが常連の好みをほとんど覚えているのが見ていて気持ちいい。

関連ニュース