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【ベストセラー健康法】後期高齢者が一番健康なのは新潟県!? 「新潟式食事術」6カ条 (2/2ページ)

 新潟が豚肉の消費量で日本一というのは驚きかもしれない。しかし県内に20を超えるブランド豚が飼育されており、ビタミンB1の補給とアルコール分解酵素の活性化に役立っているのだ。

 他にも、やはりアルコール分解に役立つオルニチンを含む枝豆や、がんや老化の元となる活性酸素を除去するアスタキサンチンを含む鮭の消費量でも首位。しかもやはりアルコールの分解を促進する味噌などの発酵食品の摂取量も多く、酒どころの健康維持に食からの支援体制が整っていることが実証されている。

 新潟といえば酒だけでなく「米」の産地だが、これも工夫でヘルシーフードにしてしまう。その秘密は「冷や飯」だ。

 ご飯を冷やすとでんぷん質がレジスタントスターチという難消化性の物質に変わり、カロリーは半減し、食物繊維と同じような整腸効果をもたらすという。

 このように、新潟式食事術が長寿を支える理由を、一つひとつ医学的に解説するこの本は、新潟に住んでいなくても、読んで真似をすれば大いに役立つ。

 「『新潟の家庭料理は、日本中の人がまねするべき健康食』という先生の思いの下、レシピの開発など1年以上の制作期間を経て刊行しました。『結局何を食べれば健康なの?』という疑問の答えがここにあります」と語るのは編集を担当したアスコムの中村悟志氏。

 同じランキングでも、こうした役立つ順位はどんどん発表してほしいものだ。 (竹中秀二)

 ■「新潟式食事術」6カ条

 (1)根菜、きのこ、海藻で食物繊維をたっぷり摂る

 (2)発酵食品をよく食べる

 (3)冷ご飯をよく食べる

 (4)酒の肴は「健康おつまみ」

 (5)豚と鮭でタンパク質をたっぷり補給

 (6)新潟のカラフル野菜とソウルフード

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