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【追跡 コロナ第3波と「性の変化」】コロナ禍で性感染症は減ったのか? 感染ルートは固定パートナー以外のケースが増加 (1/3ページ)

 新型コロナウイルスは唾液中に大量に含まれているので、咳やくしゃみでの飛沫で拡散する上、近距離での会話で唾液が相手の顔にかかってしまうと感染リスクが高まる。

 このため、濃厚接触の最たるものであるセックスは、特に固定パートナー以外とのキス、オーラル/アナルセックスは、相手が感染者であった場合には危険度は高い。コロナ感染を恐れてセックスに積極的になれない人は、実際に多かったのではないだろうか。

 セクシュアル・ウェルネス商品を開発・販売するTENGA社が今年7月に20~50代の男女、計960人を対象に行った「コロナと性」についての調査結果では、4人に1人が「性生活に変化があった」と答えている。

 SEX回数は大多数が感染拡大とともに平時より減少傾向であったが、セックス回数が「月20~29回」の群は平時0・6%から緊急事態宣言後1・7%と倍増し、「月0回」群が増加する二極化も見えた。

 性感染症を専門に診ているAクリニックの1日の平均患者数と、クラミジア、淋菌、梅毒の陽性率にも変化があった。新型コロナ感染予防のための外出自粛要請から、緊急事態宣言が出された4月、5月では検査件数は少ないが陽性率は高かった。何らかの自覚症状があり、来院した患者がほとんどであったからと推測される。6月に緊急事態宣言が解除になり、不安を抱えていた人たちが一気に来院し検査を受けるようになると、受診率はアップしている。

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