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【大崎裕史 麺喰いにつき】豚骨じゃない!メチャウマ中華そば 鹿児島の新店3軒 (1/2ページ)

 11月初めに「Go To トラベル」を使って8カ月ぶりの地方遠征。予約したらあまりにもお得なので今月大阪、来月札幌の予約も取ったがここに来ての感染者数急増であえなくキャンセル。こんなに地方のラーメンを食べないのはここ25年で初めて。今回は鹿児島へ。合計12杯食べてきたが初日のお昼に食べた新店3軒がどれもおいしかったのでそれらを紹介。地方に来ると不思議と昼3軒が当たり前のように食べられる。

 「めんや こたん」(鹿児島市東千石町)店主が東京在住時に醤油味の「中華そば」に魅せられ、「鹿児島でもその味を」と帰鹿し、準備に1年かけ、今年4月15日オープン。店名は「枯淡(こたん)」に由来。調べてみると「人柄・作品などで、俗っぽさや欲気がなく、あっさりとしている中に深い味わいを感じさせること。」となっている。メニュー名から都内ではやりのがっつり煮干し系かと思いきや、意外や無化調バランス中華そば系でメチャウマ!まさに「枯淡」の意味するところの中華そばだ。麺は特注の中細麺。スープは昆布と魚介の清湯醤油。完食完飲。東京のどの店が好きでこの味になったのか、聞いてみると「好きだったのは永福町大勝軒」とのこと。とにかく私好みでビックリ!

 「麺の房 雨ニモマケズ」(鹿児島市宇宿)今年4月24日オープン。店主は「一風堂」出身だが豚骨ではなくクラシック(中華そば系)とモダン(鶏そば)の2種類で勝負。店名は宮沢賢治の「雨ニモマケズ」からでお店に対する心構えとして「いつでも初心に戻れるように」との思いを込めたようだ。クラシックを注文。鶏ガラ、ゲンコツ、野菜、魚介を炊いた清湯スープ。醤油ダレは鹿児島県産と千葉県産をブレンド。具は柔らかく煮込まれたバラチャーシュー、メンマ、小松菜、ノリ、ネギ。まさに「昔ながらの」中華そばだ。味はよくできており、洗練されている。手羽先の唐揚げやギョーザ、サラダチキンなどのサイドメニューもあり、家族や友達とゆっくりできそう。

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