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【コロナ自粛で悪化する“要介護予備群”ロコモを撃退せよ!】運動器に問題がなくても筋力が衰え進行 立ち上がりテストでロコモ度チェック (1/3ページ)

 新型コロナウイルス感染症の第3波到来も怖いが、体を動かさないことはもっと危険だ。運動不足などが要介護予備群を生みだす「ロコモティブシンドローム」という運動器障害に伴う移動機能の低下が心配されている。コロナ禍でのロコモ撃退策について、5回にわたって専門医に話を聞く。

 

 ロコモティブシンドローム(以下、ロコモ)は、運動器障害に伴う移動機能の低下のことで、将来の要介護リスクを引き上げ、健康寿命を縮める恐ろしい状態だ。

 コロナ対策に伴う緊急事態宣言が今年4月から5月に実施され、その後、「巣ごもり」による運動不足や、「コロナ太り」を指摘する声が上がってきた。だが、それ以前の3月からロコモ悪化への強い懸念を抱いていたのが、日本整形外科学会の「ロコモ チャレンジ!推進協議会」である。同協議会の委員長を務めるNTT東日本関東病院の大江隆史副院長(整形外科部長兼任)は、次のように状況を話す。

 「今年2月の段階で、春の日本整形外科学会の学術総会をオンラインにすることが決まり、一般の多くの人も外出機会が減ると考えていました。運動器障害を抱えた方が、通院のリハビリやスポーツジムなどでのトレーニング量が減れば、ロコモ度は進行する恐れがあったのです」

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