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【今から始めよう!70代まで働く健康術】冬場に悪化しやすい「コロナ太り・メタボ」に注意 糖尿病や高血圧などが合併すれば心筋梗塞や脳卒中のリスク上昇 (1/2ページ)

 新型コロナ感染症の第3波到来で、今年は外出を控え、家でクリスマスや年末年始を過ごす人も多いだろう。飲食で注意しなければいけないのが、体重の増加に伴うメタボリックシンドローム(代謝症候群)だ。肥満に糖尿病や高血圧などが合併し、心筋梗塞や脳卒中のリスクが上がる。とくに今年は、コロナ太りに関連したコロナメタボになりやすいのだ。

 「例年12月から2月は、通院している患者さんでも、血糖・血圧・コレステロールの数値が悪化しやすい。今年は、コロナ自粛の運動不足やコロナ太りが、それに拍車をかける恐れがあると思います」

 こう指摘するのは、国際医療福祉大学三田病院糖尿病・内分泌内科部長の坂本昌也教授。『最強の医師団が教える長生きできる方法』(アスコム刊)の筆頭著者で、糖尿病などの生活習慣病の診断・治療、最先端の研究を行っている。

 そのひとつ、10万人以上の2型糖尿病患者の研究で、血糖・血圧・コレステロールの管理目標では、6~8月と比較して12~2月が悪くなりやすいことを突き止めた。

 「冬場は、気温の低下で代謝が落ちて血糖値やコレステロール値が上がりやすく、血管が収縮して血圧は高くなる傾向にあります。また、日照時間の短さも、コレステロール値を上げる後押しをするのです」

 気温が下がって体温が下がると基礎代謝も下がり、エネルギー消費は少なくなる。ご飯などの糖質がエネルギー変換されず、血中にあふれて血糖値を引き上げる。また、寒いと血管が収縮しやすく血圧も上昇。加えて、日照時間が短く日光を浴びる時間が減ることで、体内のビタミンD合成が減少することが、コレステロール高値と大いに関係しているのだ。

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