記事詳細

【大崎裕史 麺喰いにつき】もんじゃにワクワク、極上のだしに感服 「博多もんじゃそば」「特製中華そば」 (2/2ページ)

 2軒目は「マルキ食堂」。ここは11月29日、下北沢の北口にオープン。今のところメニューは中華そば一本であとはトッピングのみ。特製中華そばを頼んでみた。できあがった中華そばのビジュアルが実に私好み。食べる前から「ウマい!」と言いたくなる。具は柔らかいチャーシュー3枚、穂先メンマ、ネギ、ナルト、ほうれん草、海苔、味玉。スープは清湯醤油味。

 濃密なだしが効いたスープは原価をかけてそう。トロッとした感じは昆布や豚足、モミジなどから。動物系も和だしも両方効いている。実にうま味にあふれていておいしい。「春木屋」「東池袋大勝軒」「たけちゃんにぼしらーめん」などが好きらしい。そんな人が作る中華そばだ。

 しかし、この3軒とも違っただし感のある中華そば。おいしくてレンゲで飲むにはもどかしく、丼を持って一気にスープを飲み干してしまった。もう一杯、同じのを頼もうかと思ったほど。ミニ中華そばというメニューが珍しかったので聞くと「子供や高齢者にも食べていただきたくて作ったメニューです」とラーメン愛も十分。4月に出店準備ができていたようだがコロナの関係でようやくオープン。こういう味を待っていた。

 ■ラーメン耳寄り情報

 博多一風堂 浅草橋本舗(東京都台東区柳橋1の3の6)

 先月28日オープン。店舗限定メニューの「博多もんじゃそば」はきゃべつ、玉ねぎ、刻みねぎ、紅しょうが、天かす、刻みチャーシュー、青のりなどをトッピングし、混ぜて食べる。もんじゃ風の味付けが絶妙。 

 ■大崎裕史(おおさき・ひろし) 自称「日本一ラーメンを食べた男」。2019年6月現在で1万2500軒、2万5500杯のラーメンを食破。株式会社ラーメンデータバンク代表取締役、日本ラーメン協会理事。Webおよび携帯の「ラーメンバンク」を運営している。

関連ニュース