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【マンガ探偵局がゆく】「キャプテンハーロック」に原型があった? 松本零士が中学3年生で描いた習作『冒険記』 (1/2ページ)

 今回は巨匠の原点探しに関する依頼だ。

 「春から続いた在宅勤務がやっと週2回になりました。通勤電車は新型コロナの感染が心配ですが、会社で仕事をするほうが気分的には楽です。ステイホーム中には父親の本棚で見つけた松本零士さんの『銀河鉄道999』を読み始めて、すっかりハマって、『キャプテンハーロック』などを次々に読んでました。調べて欲しいのは松本さんのデビュー当時の作品のことです。父は、ハーロックの構想はデビュー前からあったらしい、と言うのですけど、本当でしょうか」 (31歳・会社員)

 

 冬になって再び感染が急拡大しているので、通勤の際はマスクや手洗いなどで万全の対策をお忘れなく。

 さて、依頼の件だが、『キャプテンハーロック』の原型とされているのは、松本零士が中学3年の時に描いた習作『冒険記』のことだ。これに関しては、松本自身が何度も語っているので間違いない。

 当時の松本少年は、ユル・ブリンナー主演の『大海賊』などのハリウッド海賊映画に夢中。その影響下で描かれた習作で、コロンブス一行を乗せた船が悪い海賊に襲われるが、スペインの正義の海賊・ブラッドレーに救われ、アメリカ大陸にたどり着く、という14ページの短編。

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